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ChatGPT にお店の名前が出ない時に確かめる 7 つ|AI 検索対策の始め方

公開日:
書いた人: 合同会社Initiate Global Strategies(サイト採点くんの運営者)

ChatGPT に自分の地域と業種で聞いても、お店の名前が出ないことがあります。

この記事は、確かめる点を 7 つに分け、それぞれの確かめ方と、自分で対応するか業者に頼むかを表にします。

まず 10 問を聞いて確かめるなら、無料の AI 検索診断が使えます。登録は要りません。

先に確かめる。ChatGPT に聞く 10 の質問

理由を探す前に、今の状態を控えます。お客さんが聞きそうな質問を ChatGPT に 10 問聞き、お店の名前が出た質問と出なかった質問を書き出します。

「○○市」には自分の地域、「○○」には自分の業種を入れます。

番号質問
1○○市の○○で口コミ評価が高い所を教えて
2○○市で初めてでも安心な○○を教えて
3○○市で女性が通いやすい○○は?
4○○市の○○の料金の相場と、おすすめの店を教えて
5○○市の駅や繁華街の近くでおすすめの○○は?
6○○市で土日や夜も営業している○○は?
7○○市でおすすめの○○を教えて
8○○市で評判の良い○○はどこ?
9○○市で相談しやすい○○を教えて
10○○市で予約が取りやすい○○を教えて

この 10 問は、当社の無料診断が実際に使っている質問の型です。診断では、お店のホームページから取れた症状やサービスの言葉を使った質問が、最大 4 問まじります。ホームページが無い場合は、上の 10 問を使います。

控えるのは、次の 3 つです。

  1. 聞いた日付
  2. お店の名前が出た質問の番号
  3. 名前が出なかった質問で、代わりに出たお店の名前

ChatGPT の答えは聞くたびに変わるので、同じ質問を 2〜3 回聞き、毎回出ない質問を「出ていない」と見ます。

10 問をまとめて聞きたい時は、無料の AI 検索診断が使えます。店名と地域を入れると、ChatGPT に検索をつけて 10 問聞き、名前が出た数と代わりに出たお店を文章で返します。Google の「AI による概要」は測っていません。

名前が出ない店は、珍しくないのか

アメリカの Local Falcon 社が、2026 年 3 月 3 日に飲食店の調査を公表しました。ChatGPT の検索結果 189,905 件と、Google の地域検索の結果を比べています。

結果は、ChatGPT の検索で一度も出なかった飲食店が 83%、Google の地域検索で一度も出なかった飲食店が 14% でした。「一度も出なかった」とは、その業種と地域の検索で、どの結果にも出なかったことです。

この数字を読む時の条件は、次のとおりです。

  • 調査は世界のデータで、アメリカの内訳つきです。日本のお店に当てはまるとは限りません
  • データは 2026 年 2 月の時点で、飲食店だけです
  • 対象は、同社の追跡サービスに登録している店です。同社は、お店の表示状況を追跡するサービスを売っています
  • 調査の方法は、公表された範囲では細かく書かれていません。当社は検証していません

この調査から言えるのは、ChatGPT の検索に出ない飲食店が多いかもしれない、というところまでです。自分の店がどうかは、前の章の 10 問で確かめられます。

出典: Local Falcon「The AI Visibility Crisis」(2026 年 3 月 3 日)

理由 1〜3。ホームページの書き方

ChatGPT について公式に確かめられたのは、理由 4 だけです。ほかの理由は、Google の公式ページの説明か、当社の確かめ方にもとづいています。

理由 1。店の情報が文字で書かれていない

店名・住所・営業時間・サービスの内容が画像の中の文字になっていて、ページの文字として書かれていない場合です。

確かめ方は、ホームページを開き、店名・住所・営業時間の部分をマウスでなぞることです。なぞって選べれば文字で、選べなければ画像です。

Google の公式ページは、重要な内容を文字で書くよう勧めています。

理由 2。住所・営業時間が、ほかの場所の情報と食い違っている

ホームページの住所や営業時間が、Google ビジネスプロフィール(Google 検索や Google マップに出る、お店の情報)と違っている場合です。

確かめ方は、ホームページ、Google ビジネスプロフィール、ほかの掲載サイトの 3 か所を開き、住所・電話番号・営業時間・定休日を並べて見比べることです。

Google の公式ページは、ビジネスプロフィールの情報を最新に保つよう勧めています。

理由 3。ホームページが無い、または運営者が分からない

ホームページが無い場合は、店の情報を文字で書ける自分の場所がありません。ホームページがあっても、運営者の名前や連絡先が書かれていない場合があります。

確かめ方は、トップページか会社概要のページに、店の名前・運営者の名前・住所・連絡先が書かれているかを見ることです。

Google の公式ページは、誰が作ったページかが分かるようにすることを、役に立つ内容の考え方として挙げています。

理由 4〜5。検索のプログラムがページを読めていない

理由 4。ChatGPT の検索用のプログラムを、止めている

ChatGPT の検索には、ページを読みに来るプログラム(OAI-SearchBot)があります。OpenAI の公式ページには、次のことが書かれています。

  • OAI-SearchBot は、ChatGPT の検索結果にウェブサイトを出すために使われる
  • OAI-SearchBot を止めているサイトは、ChatGPT の検索の答えには出ない。ただし、リンクとしては出ることがある
  • OpenAI は、robots.txt(読んでよいページを検索のプログラムに伝える設定ファイル)で OAI-SearchBot を許可し、OpenAI が公表している IP アドレスからのアクセスも許可するよう勧めている
  • robots.txt を変えてから、反映まで約 24 時間かかることがある
  • 学習用のプログラム(GPTBot)とは別の設定で、GPTBot を止めても、OAI-SearchBot は別に許可できる

ホームページの制作会社やサーバー会社が、不審なアクセスを防ぐ設定で、これらを止めている場合もあります。Google の公式ページも、robots.txt に加えて、CDN(サイトを速く表示するための仕組み)やホスティング(サイトを置いているサーバー)の側でも、読み取りが許可されているかを確認するよう書いています。

確かめ方は、ブラウザで「自分のホームページのアドレス/robots.txt」を開くことです。

  • 「OAI-SearchBot」という名前の下に「Disallow: /」と書かれていれば、止めています
  • OAI-SearchBot 用の欄が無く、「User-agent: *」の下に「Disallow: /」があれば、全部止めています
  • 「ページが見つかりません」と出るか、何も書かれていなければ、robots.txt では止めていません

設定の意味が分からない場合は、制作会社に「OAI-SearchBot を許可しているか」を聞きます。

理由 5。ページが、検索に登録されていない

ページが検索の索引(検索に出すために集めた、ページの一覧)に入っていない場合です。

Google の公式ページは、Google の AI による概要や AI モードに出る条件として、ページが索引に登録されていて、検索でスニペット(検索結果の説明文)が表示されることを挙げています。登録されない原因には、robots.txt での停止や、noindex(検索に出さない指定)があります。

確かめ方は、Search Console(Google が無料で出している、自分のサイトの検索の状態を見るサービス)です。ホームページのアドレスを入れて、Google に登録されているかを見ます。Search Console を使っていない場合は、制作会社に「Google の検索に登録されているか」を聞きます。

理由 6〜7。代わりに出るお店との違いと、質問の仕方

理由 6。代わりに出ているお店のほうが、情報が多い

ここは当社の確かめ方です。名前が出なかった質問で、代わりに出たお店のホームページを開き、自分の店のホームページと並べて、次の点を見比べます。

  • 店の特徴やサービスの内容が、文字で具体的に書かれているか
  • 料金・営業時間・予約方法が書かれているか
  • ホームページ以外のサイトに、お店の名前が載っているか(店名で検索して、自分のホームページ以外のページが何件出るかを見ます)

見比べて自分の店に足りない点が見つかれば、それが改善点の候補です。見つからなければ、ほかの理由を見ます。

理由 7。質問の仕方で、出るお店が変わる

同じお店でも、質問が違うと出たり出なかったりします。「口コミ評価が高い所」と「土日や夜も営業している所」では、答えに出るお店が変わります。1 回聞いて出なかっただけでは、理由は分かりません。

確かめ方は、次の 2 つです。

  • 地域の書き方を変えて聞く。市の名前、区や町の名前、駅の名前で、答えが変わるかを見る
  • 10 問のうち、何問で出たかを数える。出る質問と出ない質問を見比べると、どの聞き方で名前が出ていないかが分かる

理由ごとに、自分で対応するか、業者に頼むか

7 つの理由を、確かめ方と、対応する人でまとめます。

理由確かめ方対応する人
1 店の情報が文字になっていないホームページの店名・住所をマウスでなぞって選べるか文字を書き足すだけなら自分。ホームページの作りを変えるなら制作会社
2 他の場所の情報と食い違っているホームページ・ビジネスプロフィール・掲載サイトを並べて見比べる自分
3 ホームページが無い、運営者が分からないトップページか会社概要に、店名・運営者・連絡先があるか追記なら自分。ホームページを新しく作るなら制作会社
4 検索用のプログラムを止めている自分のアドレス/robots.txt を開き、OAI-SearchBot を探す制作会社かサーバー会社(設定ファイルを変えるため)
5 検索に登録されていないSearch Console で登録を確認する確認は自分。原因の修正は制作会社
6 代わりに出たお店のほうが情報が多い代わりに出たお店のホームページと見比べる書き足しは自分。記事の制作は時間がなければ業者
7 質問の仕方で変わる地域の書き方を変えて聞く。何問で出たかを数える直すことではなく、測り方の話

当社(サイト採点くん)は、診断結果のページで相談先の業者を紹介しています。相談先には運営会社(IGS)が含まれ、成約時に報酬を受けます。

業者に頼む時の費用と、見積もりで聞くことは、LLMO 対策を業者に頼むと何をされる?費用と見積もりの読み方にまとめています。

直した後に、同じ 10 問で測り直す

直したら、最初に控えた日付と同じ 10 問で、名前が出た質問の数を数え直します。同じ質問を同じ回数聞けば、前と後を比べられます。理由 4 の robots.txt を直した時は、反映に約 24 時間かかることがあるので、翌日以降に聞きます。

直した後に名前が出るようになるかは、約束できません。Google の公式ページも、条件を満たしても AI による概要に出ることは保証されないと書いています。

今日やることは、3 つです。

  1. 自分の地域と業種で、上の 10 問を ChatGPT に聞いて、名前が出た質問の番号を控える
  2. 「自分のホームページのアドレス/robots.txt」を開き、OAI-SearchBot か「User-agent: *」の下に「Disallow: /」があるかを見る
  3. ホームページの店名・住所・営業時間を、マウスでなぞって選べるかを見る

AI 検索対策(LLMO と呼ばれることもあります)そのものの説明は、「AI 検索対策とは」のページにあります。

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出典