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AI 検索対策の効果の測り方。同じ 10 問を毎月聞いて比べる

公開日:
書いた人: 合同会社Initiate Global Strategies(サイト採点くんの運営者)

AI 検索対策をしたあとに、効いたかどうかを判断する方法です。

測る数字は 3 つです。ChatGPT に同じ 10 問を聞いて店名が出た数、近くの同業の店より先に自分の店名が書かれた質問の数、Google アナリティクスで見る AI 経由の訪問数です。

AI 検索対策そのものの説明は、「AI 検索対策とは」のページにあります。

1. 1 回の結果で判断しない

ChatGPT の答えは、聞くたびに変わります。当社の無料診断のページにも、1 回の結果で決めつけず、月ごとの変化で見るよう書いています。

効果の判断には、条件をそろえた記録が要ります。そろえるのは、次の 4 つです。

  • 質問:毎回同じ 10 問
  • 回数:1 つの質問を、毎回同じ回数聞く(2〜3 回)
  • 間隔:月に 1 回、同じ時期に聞く
  • 聞く AI:毎回同じ AI

質問や聞く回数が月ごとに違うと、数字の差が対策の効果なのか、聞き方の違いなのか分かりません。

対策をいくつも同時に変えた場合も、どの変更が効いたかは分かりません。変えたことは、日付と一緒に別に書き残します(3 章)。

2. 測る数字は 3 つ

数字中身どこで分かる
10 問中に店名が出た数10 問のうち、答えに自分の店名が入った質問の数ChatGPT に聞いて自分で数える。当社の無料診断でも出る
近くの店より先に出た数名前が出た質問のうち、近くの同業の店より先に自分の店名が書かれた質問の数同上。当社の診断は、Google マップで見つかった近くの店の中での順番で数える
AI 経由の訪問数ホームページに、ChatGPT などから来たセッション(訪問 1 回分)の数Google アナリティクス(4 章)

上の 2 つは、AI の答えの中での店の見え方です。3 つ目は、実際にホームページに来た人の数です。

店名が出る質問が増えても、訪問が増えるとは限りません。どちらかだけで効果を決めず、3 つを並べて見ます。

当社の診断が測るのは ChatGPT だけです。Google の AI による概要は測っていません。Google の AI による概要の確かめ方は、AIO 対策のやり方。AI による概要に店が出るかの確かめ方にあります。

3. 毎月の測り方と記録表

手順は、次のとおりです。

  1. 対策を始める前に、1 回目を測る。これが比べる基準になる
  2. ChatGPT に 10 問を聞き、店名が出た質問の番号と、近くの同業の店より先に自分の店名が書かれたかを控える。10 問と控え方は、ChatGPT にお店の名前が出ない時に確かめる 7 つの最初の章にある
  3. その月の AI 経由の訪問数を、Google アナリティクスで見て書く

10 問をまとめて聞くなら、無料の AI 検索診断が使えます。登録は要りません。同じお店は 30 日以内なら同じ結果を表示するので、測り直しは 30 日あけた月 1 回になります。診断は 1 問を 1 回ずつ聞きます。診断で測るなら毎月診断で、自分で聞くなら毎月 1 問を 2〜3 回ずつ聞き、方法をそろえます。

記録表の例です。空の欄に、自分の数字を書き入れます。

測った日ChatGPT の 10 問(出た数/先に出た数)AI 経由の訪問数
○月○日(対策の前)/
○月○日/
○月○日/

表の下に、変えたことを日付つきで書きます。たとえば「○月○日:トップページに住所と営業時間を文字で書いた」です。

4. AI 経由の訪問を Google アナリティクスで見る

Google アナリティクスのヘルプには、次のことが書かれています。

  • 左側のメニューの [レポート] を開き、[集客] の [トラフィック獲得] を選ぶと、訪問がどこから来たかを見られる
  • このレポートで使える見方(ディメンション)に、「セッションのデフォルト チャネル グループ」と「セッション参照元またはメディア」がある
  • 表の上の検索バーで、特定のトラフィック ソースを検索できる
  • デフォルト チャネル グループに「AI アシスタント」があり、ChatGPT・Gemini・Deepseek・Copilot・Grok などから来た訪問がここに入る

AI による概要と AI モードからの訪問はオーガニック検索に入るので、このレポートでは分けて見られません。

見る手順は、次のとおりです。

  1. 左側のメニューの [レポート] を開き、[集客] の [トラフィック獲得] を選ぶ
  2. 表の「セッションのデフォルト チャネル グループ」に「AI アシスタント」の行があれば、その行のセッション数を記録表に書く
  3. 行が無い場合は、見方を「セッション参照元またはメディア」に切り替え、検索バーで chatgpt.com や perplexity.ai などの名前を探す。当社は 6 サイトの集計で、この参照元の名前を見ている

[レポート] の中に [トラフィック獲得] が見当たらない時は、編集者以上の権限があれば、左側のメニューに足し直せます。

ヘルプには、チャネルの定義が市場の変化に伴って変わる可能性がある、とも書かれています。記録する時は、どの行を足した数字かも書き残します。

当社の 6 サイトの割合

当社が運営する 6 サイトの Google アナリティクスでは、ChatGPT や Perplexity などの生成 AI 経由のセッションが、2026 年 6 月は 3,415 セッション中 96 件で 2.8%、7 月は 5,798 セッション中 222 件で 3.8% でした。サイトごとの開きは大きく、7 月時点で最も低いサイトが 0.4%、最も高いサイトが 23.6% です。

出典は、LLMO チェックリスト完全版の本文です。

この割合は、AI 経由のセッション数を、全体のセッション数で割った数字です。サイトによって 0.4% から 23.6% まで開くため、他のサイトの割合と比べても、自分の店の効果は分かりません。比べる相手は、自分の店の前の月です。割合と一緒に、セッションの件数も書いておきます。

5. 変化が出るまでの期間

当社が確かめた範囲(Google・TaTap の公開ページ)では、根拠の書かれた期間の数字はありません。

  • Google の「SEO 業者の利用を検討する」のページは、期間の数字を書いていません。業者には、期待される結果とその時期、成果の測り方を聞くよう書いています
  • TaTap 社の記事(2026 年 10 月 19 日更新)は、ページと外部の情報の改善を 3〜6 か月の取り組みとし、自社の相談サービスに 6 か月を勧めています。この 3〜6 か月に、データや調査の説明は書かれていません

期間が決められないため、「何か月たったから判断する」という決め方はしません。毎月同じ条件で記録を積み、数字が動いたかを見ます。

6. 業者の報告書で見る所

業者に頼んでいる場合は、報告書の質問、聞いた回数と日付、聞いたサービス(ChatGPT か Google の AI による概要か)の 3 つが毎月同じかを見ます。

業者に頼む時の費用と、見積もりで聞くことは、LLMO 対策を業者に頼むと何をされる?費用と見積もりの読み方にまとめています。

当社(サイト採点くん)は、診断結果のページで相談先の業者を紹介しています。相談先には運営会社(IGS)が含まれ、成約時に報酬を受けます。

7. 数字が動かない時に確かめること

次の点を順に確かめます。

  1. 1 章・3 章の条件(質問、回数、聞く AI、対策を始める前の 1 回目の記録、変えたことの日付)がそろっているか
  2. 店名が出ない質問で、代わりに出ているお店はどこか。そのお店のホームページと見比べる(見比べ方は、ChatGPT に出ない時の記事の理由 6 にある)
  3. 店名が出ない理由そのものが残っていないか。確かめる点は、ChatGPT にお店の名前が出ない時に確かめる 7 つに書いている

8. 今日やること

  1. 自分の地域と業種で、ChatGPT に 10 問を聞いて、店名が出た質問の番号と、先に出たかを 3 章の表に書く
  2. Google アナリティクスの [レポート] を開き、[集客] の [トラフィック獲得] を選んで、今月の AI 経由の訪問数を表に書く
  3. 来月の同じころに、同じ 10 問を同じ回数聞くよう、予定に入れる

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出典